梅

毎年2月最初の土曜日から3月最初の日曜日までの1か月間行われている「曽我別所梅まつり」へ行ってきました。

小田原市曽我別所にあるこの梅林には、主に十郎梅、白加賀、南高、枝垂れなど、35,000本もの梅の木が植えられており、思い切り春の訪れを感じることができます。

小田原では600年前の北条氏の時代に梅の実を兵糧食にするために、城下にたくさんの梅の木が植えられました。

江戸時代になると小田原藩主によって梅の栽培が奨励され、箱根越えの宿場町であるこの地で、梅干しは峠を越える多くの旅人の弁当や喉の渇きを癒したり、健康食品として重宝されました。

曽我梅林では食用の梅を生産するとともに、花の美しさを楽しんでもらおうと、約40年前から地元の農家さんが実行委員会を作り、梅まつりを開催しています。

梅
梅

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グルメ

うめの里食堂

花より団子という言葉があるように、おまつりといえば楽しみなのは、やはりグルメですよね。

たくさんの梅の花に囲まれながら、「うめの里食堂」で曽我の梅を使ったグルメやつきたてのお餅を食べることができます。

食堂の外にも、いくつかテーブル席があり、さらには1枚50円でゴザのレンタルもあるので、梅の木の下で食べるのもいいかもしれないですね。

杵つき餅

期間中毎日10時半から15時半ころ、つきたてのお餅が販売されます。

私が行ったのは、日曜日だったので人出が多く、前倒しで9時半から販売されるとの放送が入り、並んでつきたてのお餅を買いました。

1皿 200円であんこ、きなこ、大根おろしの3種類です。

普段なかなか食べることのできないつきたてのお餅は、とてもやわらかく格別なおいしさでした。

生搾りミカンジュース

生搾りミカンジュース

小田原はみかんの栽培も盛んで、神奈川県内収穫量1位です。

注文ごとにその場で絞ってくれる生搾りミカンジュースは1300円。

他にも、富士見カフェでは甘酒豆乳、甘酒オレンジ、甘酒青汁などの甘酒ドリンクや、梅ジュースなどが販売されていました。

梅の香うどん

今回残念ながら私たちは食べなかったのですが、梅の里食堂で大人気なのが、「梅の香うどん」です。

梅の香うどんは温かいおだしのうどんに、しその葉が入ったやわらかい梅の果肉が載っているもので、梅の果肉をスープに溶かしながらいただきます。

梅の里食堂一押しの一品で、多くの人が食べていました。

他にも、梅ごはんや梅ちくわ、みそおでんなどが販売されていました。

おみやげ

おみやげ店では、曽我の梅を加工して作られた梅干しやジャム、お酒、小田原のみかん、地元農家の方が作った朝どれ新鮮野菜が並んでいました。

曽我の梅干し

曽我の梅干し

贈答用化粧樽に入ったものから、家で気軽に食べるものまで数種類の梅干しが並んでいました。

曽我梅林の十郎梅が塩だけで漬けられた無添加梅干しで、果肉はやわらかく、しっかり酸っぱい梅干しです。

毎日のお弁当用にと小梅を買いましたが、かなりの量が入っているので、しばらく使えそうです。

梅ワイン

梅ワイン

こちらも十郎梅で作られたワインです。

梅の果実を発酵させて作られるワインで、甘口でフルーティーな梅の香り・酸味がしっかり広がります。

梅酒のように炭酸水で割ってもおいしくいただけます。

小田原のみかん

青島みかん

小田原は柑橘類の栽培が盛んであり、みかん以外にもはっさく、いよかん、湘南ゴールドなど多くの柑橘類が並んでいました。

やはり普段スーパーで買うものより値段が安く、新鮮なため皮にハリがあり、多くの人が柑橘類を買っていました。

小粒な青島みかんは200円で甘みがギュッと濃縮されていました。

地場野菜

地場野菜

地元の農家の方が作った野菜が無人販売スタイルで売られていました。

朝どれ野菜はどれも見るからに新鮮で、その日は水菜、とう菜、大根、ねぎ、里芋などが置いてあり、お昼前にはかなり残り少なくなっていました。

たくさん入って300円の里芋を買って、シンプルに煮っころがしにしていただきました。

唐辛子

唐辛子、陳皮、ごま、青のりがブレンドされた薬味です。

唐辛子が粗挽きでしっかり唐辛子の旨みを感じます。何にでもかけたくなるおいしさで、里芋の煮っころがしにかけていただきました。

場所

小田原梅まつり・曽我別所梅まつりは神奈川県小田原市で開催しています。

情報
場所:神奈川県小田原市曽我別所282
入園時間:公道なので随時利用可。9:00~16:00の間は交通規制があります。
施設営業時間:食堂 10:00頃 ~ 15:00 または 17:00(天候・観梅者により変動)
施設に関する情報:https://soganosato.com/

マップ

トイレ

梅まつり期間だけの仮設トイレで洋式5、和式20、身障者用2か所があり、きれいで数も多く快適に利用することができました。

ただし、おむつ替えスペースはありません。

駐車場

今回初めて梅まつりを訪れましたが、気になったのが駐車場でした。

1~第7まで1500円の有料駐車場がありますが、梅林園内の農道に無料で駐車もできたのです。

有料駐車場が満車になると、農道の路上駐車の脇を車がどんどん通行するため、まともに歩くことが難しくなりました。

これだと梅を満喫できないのではと、帰宅して改めて調べてみると、やはり農道への駐車は危険であり、本来は道路交通法違反に当たるため2021年で農道駐車は終了し、代わりの駐車場を増設していくとのこと。

曽我梅林はJR下曽我駅から徒歩1520分ほどの所にあり、また梅まつり期間中は小田原、JR国府津、小田急新松田から富士急湘南バスが臨時運行しますので、公共交通機関の利用が勧められています。

近くにある小田原牧場アイス工房

小田原牧場アイス工房

梅まつり会場近くすぐの県道72号線沿いに農事組合法人「小田原牧場アイス工房」があります。

小田原の酪農家さんたちが育てた牛のしぼりたて牛乳で作られたジェラートは、メニューも地産地消にこだわり、地元産の梅や果物、お茶を使ったものなどがそろっています。

シングル300円、ダブル400円でカップかコーンを選びます。

梅まつりの流れで「梅酒」にも惹かれましたが、梅酒だと子供が食べられないかなと断念し、今回食べたのは「オレオクッキー」と「足柄茶」です。

オレオクッキーはクッキーがサクサクしているわけではなく、細かく全体に混ぜ込まれていて新鮮なミルクの味を感じ、地元の名産である足柄茶は苦味がなく、優しいお茶の味わいでした。

梅まつりにしても、アイス工房にしても地元の方たちの小田原を盛り上げようという意気込みを感じます。

まとめ

35,000本もの梅の木を楽しむことができる曽我別所梅まつりは、春の訪れを感じることのできるイベントです。

梅の花に囲まれながら、曽我の梅を使った料理やつきたてのお餅は、ここでしか食べられないグルメです。

私が訪れた時は曇っていて残念ながら観ることができませんでしたが、晴れていれば梅の木と共に雄大な富士山の景色も楽しむことができます。

毎年2月初めから3月初めまで開催される梅まつり、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

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