我が家の長女は、YouTubeで見つけた、まるで宝石のような見た目をしたお菓子「琥珀糖(こはくとう)」にとても興味を持ちました。
「琥珀糖を食べてみたい」というその願いを叶えるため、横浜で買えるお店を探したところ、東白楽にある「お茶の子まめ」という和菓子屋さんで売っていることがわかり、行ってみました。
琥珀糖ってどんなお菓子?
琥珀糖は砂糖、水、寒天というシンプルな材料でできたお菓子です。
これに食用色素やかき氷シロップなどで色をつけるとカラフルになり、まさに宝石のような見た目から宝石の琥珀(こはく)の名がついています。
寒天と砂糖を固め、できたものは乾燥させて表面の砂糖を結晶化させるため、周りはカリっとシャリシャリ、中はぷるんとした不思議な食感です。
そのキラキラした宝石のような見た目から、インスタ映えするお菓子として注目されていますが、昔からお茶の席で食べられ、日持ちするため贈り物としても使われてきた日本の伝統的な和菓子なのです。
横浜で琥珀糖が買える店 お茶の子まめ
場所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋2-9-3
営業時間:10:00~売り切れ次第終了
定休日:毎週水曜日
好きな物に囲まれて、好きな物を作るやわらかい雰囲気の素敵な店主さんが迎えてくれます。
お茶の子まめで買ってきたお菓子
琥珀糖
お目当ての琥珀糖。
私たちが訪問した時にあった種類はニッキと柚子で、いちごもあったそうですが残念ながら売り切れでニッキと柚子を買ってきました。
店主の方がYouTubeでみたと言って、若いお客さんが琥珀糖を買っていくとおっしゃっていました。
まさに我が家と同じですね。
念願のそのお味は、周りはシャリっとして中はやわらかく、とても上品で優しい味に長女も大満足でした。
和三盆糖
見た目のかわいさに惹かれて思わず買った和三盆糖。
形は縁起物や動物、味はきな粉やココアなどがあり、詰め合わせてプレゼントにしたら素敵な贈り物になりそうです。
口の中に入れると、コクのある甘み・香りが広がって優しく溶けて、お茶とともに頂きたいお菓子でした。
どら焼き
一番の看板商品であるどら焼きは、毎朝売る分だけを焼いているそうです。
ぷっくりと丁寧に炊きあげられた小豆と素朴な皮は、ほっとする味の和菓子でした。
一つ一つ丁寧に作られた和菓子には、作った人の人柄がそのまま味に出ている、そんな感じの和菓子がお店に並んでいます。
琥珀糖を手作りしてみました
すっかり琥珀糖の魅力にハマった長女が自分で琥珀糖を手作りしてみました。
・糸寒天5g
・グラニュー糖300g
・水200cc
※色をつける場合は食用色素やかき氷シロップを使いますが、今回は使いませんでした。
①糸寒天によって、戻す時間は10分~20分程度のものから約1日かかるものまで、さまざまです。
今回は富澤商店で売られているこちらの国産糸寒天を使いました。
こちらの糸寒天は20分程度で戻すことができます。
糸寒天をよく洗い、水で約20分戻します。
②戻した糸寒天を固く絞り、200ccの水を入れた鍋に入れ、弱火でじっくり混ぜ完全に煮溶かし、溶けたらザルでこして鍋へ戻します。
③再び弱火にかけ砂糖を加えて、ヘラを持ち上げた時、細い糸が引くようになるまで、じっくり混ぜながら煮詰めます。
④バットに流し入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れ1時間ほど冷やし固めます。
⑤固まったら、好きな形に切り分け3日くらい乾燥させたら完成です。
うちではクッキングシートを敷いたお皿に並べ、ほこり対策としてザルをひっくり返して蓋代わりにしました。
3日くらい乾燥させたら完成と書きましたが、子ども達は待ちきれず毎日つまみ食いをしながら、1日目、2日目、3日目と食感の変化を楽しんでいました。
今回は色なしでしたが色をつけてカラフルな琥珀糖を親子で作って、夏休みの自由研究にしてもいいかもしれないですね。
・糸寒天を煮溶かす時も、砂糖を入れて煮溶かす時も、火は弱火でヘラでよく混ぜる。火が強いと失敗の原因になる。
・粉寒天・棒寒天でも作れるが、糸寒天を使うと透明度が高くなっておすすめ。
・砂糖はグラニュー糖がよい。
まとめ
宝石のように美しい琥珀糖は最近の流行りで生まれたものではなく、日本伝統の和菓子でした。
横浜で琥珀糖が買えるお店を探したところ、東白楽にある「お茶の子まめ」という素敵な和菓子屋さんを見つけることができ、琥珀糖以外にもおいしい和菓子に出会えました。
また、琥珀糖は寒天、グラニュー糖、水というシンプルな材料で手作りすることもできますので、ぜひ参考にしてみてください。
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