以前、我が家の長女が琥珀糖作りの時に買った糸寒天が余っていましたので、暑い季節にピッタリな水ようかんを作ってみました。
参考にさせていただいたのは「和菓子の早稲田屋」さんのレシピです。
・水:500cc
・糸寒天:4g
・砂糖:75g
・こしあん:350g
・塩:ひとつまみ
①糸寒天は約20本で4gが目安です。
お菓子作りに大活躍するのが、体重計でおなじみTANITA(タニタ)のデジタルスケールです。
シリコンカバーが取り外せて洗えるので、清潔に使うことができます。
お菓子作りでは材料の少しの誤差が失敗の元になるため、このデジタルスケールで正確な計量をします。
②糸寒天を水もしくはお湯で戻します。
富澤商店の糸寒天は水で10分~20分で戻すことができますが、お湯(40℃位)で戻すとなめらかな食感になるとのことで、今回はお湯で20分戻してみました。(フライパンが汚いのはご愛敬)
③糸寒天の水気を切ります。
④糸寒天と分量の水を鍋に入れ、ゆっくりかき混ぜながら火にかけ、完全に糸寒天を溶かします。
⑤完全に溶けたら、寒天液を網でこします。(この糸寒天は溶けがよいので、こさなくてもよいくらいでした)
⑥ふたたび、寒天液を鍋に戻し火にかけ、沸騰したら分量の砂糖を入れ、完全に溶かします。
⑦分量のこしあん、ひとつまみの塩を入れて、しっかり溶かします。
⑧大きな容器に氷水をはり、鍋を冷やしながらかき混ぜ、人肌くらいまで冷まします。
※ここでしっかり冷まさず型に入れてしまうと、あんこが沈殿して2層に分離してしまうので、とても重要な作業です。
⑨冷めたら好きな型に入れて、冷蔵庫で冷やし固め完成です。
暑い季節にピッタリな、とてもなめらかな水ようかんが出来上がりました。
しかし、まだまだ糸寒天はたくさん残っています。
糸寒天は溶かしてお菓子作りに使う以外にも、水で戻してそのまま食べることもできるので、和え物も作ってみました。
・糸寒天:20g
・きゅうり:1本
・好きな具材:カニカマ、ちくわ、わかめなど
・好きなドレッシング
①糸寒天をよく洗い、たっぷりの水で10分~20分戻します。
②固く水気を絞って5㎝位に切ります。
③きゅうりや好きな具材を食べやすい大きさに切ります。
④すべての具材を、ポン酢や中華ドレッシングなど好きな味付けで和えたら出来上がりです。
さっぱりして食感のよい糸寒天の和え物は、意外にも子ども達に大好評であっという間になくなりました。
水ようかんも市販のこしあんを使い、簡単に作ることができますので、ぜひ作ってみてくださいね。
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